ビーチに寝転んで

ビーチに寝転んで洋書が読みたい!多読、ラジオ英会話で毎日楽しく勉強中

【英語多読】初心者でもスラスラ!読みやすい!Magic Tree House マジックツリーハウス シリーズ 詳しく解説!#1-4

2020-5-16 最終更新

 

 

英語多読36冊目からは、多読界では有名な

【Magic Tree House シリーズ】を読み始めました。

アメリカの児童書で、全世界で何と1億1400万部も売れています。

 

大人気シリーズです!

 

 

大きく分けて3つに分かれています。

 

Magic Tree House Series 31巻

世界を旅するシリーズ

 

Merlin Mission Series  27巻

マーリーンの依頼を受けて探索するシリーズ

 

Fact tracker Series 41巻

物語の舞台となった歴史や文化を教材とした   ノンフィクションリサーチガイド

 

 

公式HPによると、まだまだ続いてるみたいです!

(2019年1月現在)

 

 

リサーチガイドも全部含めると、今現在で何と99巻もあります!

ざっと計算すると、Magic Tree House を読むだけで、約17万語にもなります!!

 

 

Magic Tree House シリーズは一話完結ですが

1〜4、5〜8巻と4巻ずつで、1つのミニシリーズになっています。

 

小さな謎が4巻かけて解決していきます。

なので、順番に読んで行った方がいいです。

 

 

また、サブタイトルも韻を踏んだり、時間や季節などを表した言葉が必ず使われています。

注目してみると面白いですよ。

 

f:id:summerbook:20200527122012j:image

引用 公式サイトより

 

 

どんな話?大人でもおもしろい?

 

あらすじは、主人公のジャックとアニーの兄妹が、魔法の力でさまざまな時代や、場所を旅する物語です。

 

魔法と言っても、ハリーポッターの様な世界観ではありません。

魔法のツリーハウスで移動する以外は、現実的な話なんですよ。

 

 

子ども達に

「この本を通して色々な事に興味を持って欲しい」

という位置付けの本だと思います。

 

扱われるテーマは、世界中の場所、時代、自然界に宇宙と多岐に渡ります。

 

アメリカの学校の図書館には、間違いなく置いてありそう!という印象を持ちました。

悪い人や下品なことは、出てきません。

 

 

1巻目を読んだ時の感想は、

「特に盛り上がりもなく、淡々と終わった…」

でした。

(この本の前は、大好きな【Marvin Redpost】シリーズを読んでいたので、特にそう感じました)

 

正直、あまりおもしろいとは思えませんでした。

でも1〜4巻までは、話が続いています。

区切りのいい4巻まで、頑張って読んでみることにしました。

 

 

すると、この平坦に感じた雰囲気は、ほのぼのしたストーリーに感じるようになってきたんです!

読むにつれて、主人公のジャックとアニーにも愛着が湧いてきました。

 

慎重派のジャックと、行動派のアニー。

2人の掛け合いが面白くて、ふふっとなる場面が出てきました!

 

何と、4巻読み終わる頃には「もう少し読んでみようかな」と続きを購入してしまったんです!

 

 

最初に「淡々と終わったな」なんて思ってごめんなさい!!

後からどんどん面白くなる海外ドラマと同じでした。

 

敵に追いかけられたり、火山から逃げたり、ハラハラドキドキの展開もたくさんあります。

それだけでなく、辛い歴史や悲しい事件もしっかりと組み込まれています。

 

 

Magic Tree House を読まなければ知れなかった事を、たくさん知ることができるんです。

 

普段は、自分の興味のある本しか手に取りませんよね?

でもこの本を読むと、さまざまなテーマに出会うことになります。

 

ここがすっごくおもしろいと感じた所です!

 

あまり興味のなかった、ヨーロッパの歴史や宇宙の回も、とても面白く読みました。

ここが、幅広い層に支持される要因だと思います。

 

 

色々な方のレビューを読んでみると、10巻辺りから面白くなってくるという意見をよく見ました。

実際に私も読みましたが、同じ感想です。

ぜひ、4巻か10巻辺りまで読んでみて欲しいです。

 

何と5巻は日本が舞台で、ニンジャが出てきますよ!

(なぜカタカナで書いているかは、ぜひ5巻を読んでみて下さい)

 

 

私のお気に入りは、17巻のタイタニック号の話です。

そう!あの映画にもなったタイタニック号です。

違う目線で見るタイタニック号、めちゃくちゃ面白いです。

 

ぜひ、あなたのお気に入りの巻を見つけてくださいね!

 

 

10巻まで読みましたよ!

シリーズものを読むメリットを書いてます。

↓↓

summerbook.hatenablog.com

 

 

 

YL、レベル、語彙は難しめ、文章は読みやすい!

 

SSSによると、YL2.5〜3.5です。

(それぞれのYLは下記感想に書いています)

 

ちなみに私は、39万語を読んだ状態から読み始めました。

 

 

単語は難しい印象ですが、前後の文から推測できることも多いです。

固有名詞や難しい単語は、文中でアニーが尋ねたりして説明されることもあります。

 

私が1巻で知らなかった単語の一部です。

 

groaned : うなる

poked : (指、棒などで)突っつく

slanted: 斜めになる

soaring : 上昇する

 

シリーズものの良い所は、読み進めていくと何回も同じ単語や文章が出てくる事です。

実際、上の単語は頻出単語なので覚えてしまいました。

 

 

文法も難しいものは一切ありません。

一文は短く、読んでるうちにあれ?最初の方忘れた…

というような事にはなりません。

 

とっっっても読みやすい文なんです!

私が読み続けられたのも、この読みやすい文章だったからです。

 

短く分かりやすい文章なので、英語を英語のまま読むことができます。

難しい文法が出てくると、どうしても日本語に訳して読んでしまいますよね?

 

英語のまま感じ取る練習にもなるかな、と思います。

多読初心者の方には本当におススメです。

 

 

まずは、最初の4巻の簡単なあらすじと感想を書きました。

楽しく読んでもらえたら、私も嬉しいです!

 

 

 

1〜4巻のあらすじ、感想

 

#1 Dinasaurs Before Dark 

 

YL2.7 / 4.750語

 

物語の始まりです。

最初の1冊で文章や展開に慣れないのもあり、

なかなか淡々と進んでいきます。

 

この時点では、単語も難しめに感じます。

(だんだん慣れていきますよ)

魔法のツリーハウスと出会い、魔法の力で恐竜の世界を旅します。

 

 

プテラノドンやティラノサウルスのいる世界で「M」と書かれたメダルを見つけたジャック。

このメダルは一体何なのか?

 

 

直前に【Zack Files】という児童書を読んでいたのですが、まっっったくハマれず…

まだこちらの方がいいかな?という位の気持ちで読み進めました。

 

 

まだ1巻です。

これから面白い冒険に出会えますので、ゆったりとした気持ちで読んでくださいね!

 

 

(☆5つで満点)

難易度☆☆☆

面白さ☆☆

読みやすさ☆☆☆

オススメ☆☆☆

 

 

 

#2 The Knight at Dawn  

 

YL 2.7 / 5.218語

 

2冊目、難しい単語はまだまだありますが、推測できるようになってきます。

スラスラ読めるので、読む事自体が楽しくなってきます!

 

 

サブタイトルの「The Knight at Dawn」

「dawn」は「夜明け」という意味です。

 

騎士の世界を旅する、ジャックとアニー。

お城を探検していると、何と地下牢に閉じ込められてしまいます。

Mの謎も、少しずつ明らかになってきます。

 

「このシリーズいいかも!」と思い始めました。

 

 

難易度☆☆☆

面白さ☆☆

読みやすさ☆☆☆☆

オススメ☆☆

 

 

 

#3 Mummies in the Morning 

 

YL2.6 / 5.159語

 

3冊目で、だんだんと盛り上がってきました。

今までで一番おもしろいです!

「続けられるかも!」と思えてきました。

 

 

ジャックとアニーはピラミッドの世界へ。

ちょっぴり、ハラハラドキドキの展開です!

 

黒猫を追いかけ、2人はなんとピラミッドの中へと入っていきます。

そこには人影が!!

 

 

前作2冊は淡々と進んだのですが、今回は旅先の世界の人としっかりと関わりました。

その事で、話の深みも加わったように感じました。

 

 

単語は一番難しめ。

でも相変わらず文は短く読みやすいので安心してください。

Mの謎が、楽しみになってきます!

 

 

難易度☆☆☆

面白さ☆☆☆

読みやすさ☆☆☆☆

オススメ☆☆☆

 

 

 

#4 Pirates Past Noon

 

YL2.7 / 5.270語

 

4冊目で一区切り。

ミニシリーズが完結です。

謎も解けてスッキリ!!

 

これからも何かが起きそうな、そんな爽やかな終わり方でした。

モヤモヤは全くありませんよ。

 

 

雨にうんざりしたジャックとアニー。

太陽キラキラ、綺麗なビーチの世界へ旅立ちます。

 

しかし、そこで出会ったのはドクロマークの旗を立てた海賊船。

 

海賊に見つかった2人は、追われてしまいます。

ナイフやピストルを持った、体の大きい海賊です。

マジックツリーハウスに逃げ込もうと、必死に走る2人。

しかし、ジャックはビーチに大切な本を忘れてきてしまい…

 

 

難易度☆☆

面白さ☆

読みやすさ☆☆☆

オススメ☆☆☆

 

 

 

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

5巻も楽しく読みました!こちらです!

↓↓

summerbook.hatenablog.com