YL3【Connie and the Water Babies】子どもだった頃の気持ちを大人は忘れてはいけない!【英語多読】
2020-6-20 最終更新
多読78冊目は
「Connie and the Water Babies 」
by Jacqueline Wilson
YL 3.7 / 8.400w / T 671.807w
レベル
前回の「Twin Troubles 」と同じレベルです。
同じ作者、ジャクリーン ウィルソンさんの作品の
「The Cat Mummy 」「sleepovers 」とも同じくらいです。
「Lizzyzipmouth」よりは少し難しいです。
「A to Z Mysteriesシリーズ」よりも難しく感じますが、楽しく読めました。
苦い思い出が蘇る…
双子が生まれてから、しばらく大好きなプールへ行けなかったコニー。
ついにパパが連れて行ってくれることに。
しかし、コニーはプールに落ちてしまいました。
プールが怖くなったコニーの気持ちを、大人達は誰も分かってくれず…
プール大好きのコニーが、大人用のプールに落ちてしまいプール嫌いになってしまうお話。
前回の「Twin Troubles 」の続編です。
今回も不思議な看護師さんが、魔法のビーズを付けてくれました。
魔法のビーズは、コニーの味方です。
大人の都合で、子どもの事を決めつけてしまう大人の身勝手さ。
とても面白い切り口で解決していきます。
大人から見れば大したことない事も、子どもにすれば人生がかかった一大事。
「こういう気持ち忘れてはいけないな」と子育て世代には突き刺さります。
私自身も思い出してみれば、幼稚園の頃スイミングが苦手でした。
コニー同様怖かったです。
スイミングのある日は「幼稚園に行きたくない」と母に泣きついた思い出が。
コニーもプールが怖くて怖くてたまらないのに、大人達は全く分かってくれません。
「大丈夫、大丈夫。大したことないでしょ。」
と。
プールにたった5分しか入れなかったコニー。
入場料がもったいない、とお父さんは怒ってしまいます。
でも難しいところですよね。
励まして、背中を押せばできるようになるかもしれない。
それが親の務めでもあります。
でも、本当に本当に怖くてやりたくない事をやらせるのが、正しい事なのか?
子育てって本当に難しい…。
私もあの頃、母が「じゃあ、もうスイミングは行かなくていいよ」と言ったならば、今も泳げないままかもしれません。
と、こんな事を色々と考えさせられる作品でした。
何か色々思い出しちゃったな〜。
特別大きなことが起きる話ではありませんが、これが作者ジャクリーンさんの持ち味だろうと思います。
今の私のレベルで読める、ジャクリーン ウィルソンさん作品はこれで終わりです。
またレベルを上げて、挑戦します!
何てったって、ジャクリーンさんの作品まだまだたくさん待ってるんです。
とっても楽しみ!
今日のポイント
●go crackers
ー気が変になる
「cracker」は、あの食べるクラッカーと同じ単語です。
イギリス英語だとcrackerには「crazy」という意味があるようです。
Connie thought Gran had gone a bit crackers.
ーコニーはおばあちゃんはちょっとだけ、まともじゃないと思った。
ものすごく手のかかる双子の赤ちゃんを、親バカ目線で見てるおばあちゃんの様子を、こう言ってました。
●not turn a hair
ー(困った時でも)平然としている
髪一本を動かさない??
が「平然としている」になったのかな?
全く想像できない意味だったので、おもしろいなあと思いました。
まとめ
ジャクリーンさんの本を一冊読んだらハマってしまい、立て続けに5作品読みました。
これにて、一旦終了。
また「A to Z Mysteries」に戻ります。
それにしても、読みたい本がたくさん!
ずっと本を読んでいたい。
もし今私が学生なら、図書館をフル活用してもっともっと本読むのになぁ。
読書クラブとか、英語クラブとか入りたいなぁ。
それではいつも読んでいただき、本当にありがとうございます!