【英語多読】ラダーシリーズ 初心者にはレベル１でも難しかった…それでも読めたオススメの３冊！
2020-5-24 最終更新
ラダーシリーズで多読を始めようとしている、多読初心者のみなさま。
私はラダーシリーズのコンセプトに惹かれ、レベル１から始めることにしました。
しかし、多読初心者の私。
読んで気づいた事があります。
多読初心者には、ラダーシリーズのレベル１でもけっこう難しいです！
そして、同じレベル１でも、本によって合う合わないがある事が分かりました。
読めなくて、諦めそうなあなた！
私も同じです！
読めなくて、ショックでした…
そんな初心者の私でも、読めた本があったんです！
せっかく始めた多読を、諦めないでくださいね！！
みなさんの参考になれば、嬉しいです。
初心者にはレベル1でも難しい。
ラダーシリーズを始めた頃の私は
YL１.５程のNHKラジオ講座
「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」で、多読を１年半続けた後でした。
もう一つ上のレベルを読みたいな、と思っていました。
色々調べた結果、ラダーシリーズが良さそう！
英語学習者向けに書かれた、語彙制限のある本です。
急に難しい単語が出てくる事もなく、スムーズに読めるだろうな、と思ったからです。
語学上達の秘訣はなんといっても「多読」です。
ラダーシリーズは、使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。
ラダーシリーズで「はしご (ladder)」を一段ずつ登るように、ステップアップしましょう！
レベル１〜５まであり、使用されている語彙もレベル別に分けられています。
TOEICや、英検のレベルでの目安も示されています。
巻末には全単語が載っていて、とても便利です。
(レベル１．２は全単語、レベル３からは中学レベル以外)
レベル１からコツコツと読み進めていけば、自然とレベルアップできるはず。
ハシゴの様な仕組みに、ものすごくワクワクしました！
記念すべき１冊目は、大好きな「美女と野獣 レベル１」 を選びました。
映画も劇団四季も観たくらい、大好きな作品です。
もちろん、ストーリーは全部分かってます。
レビューを見ても
「初心者にぴったりです」
「読みやすいです」
とあったので、安心して注文しました！
意気揚々と読み始めた私でしたが、すぐに嫌な予感が…
「これ、本当にレベル１？？？難しくない？」
何とか読み終わりましたが「本当にただ英文を読んだだけ」
という感じでした。
知っているストーリーなので、分からない所を飛ばしながらでも、なんとか読めました。
でも、大好きな作品だけに、もっと細かい所まで理解したかったです…
全く、ストーリーを楽しむことができませんでした。
これがレベル１だなんて、ショックでした…
英検４級レベルと書いてあったのに。
もちろんラダーシリーズは、ちっとも悪くはありません。
ただ、自分のイメージではもっとスラスラと読めるはずでした…
だってレベル１ですよ？
１年半も多読をしてきたのに…
大好きな作品なのに…
私の初めてのラダーシリーズは、こんな始まりでした。
諦めない。合う本は見つかる！
「何で読めないんだよ〜！！」
と逆に燃えてきた私は、めげずに他の本もチャレンジすることに。
レベル１と２の何冊かを読んでみました。
すると発見した事が！！
同じレベルでも本によって、読みやすさが全然違う！ということです。
驚くことに、スラスラ読める、面白い本に出会うことができました。
レベル１でも読めなかった本もあれば、レベル２で読めた本もあったんです。
ビックリですよね？
大好きな作品でも、合わないこともあります。
悲しいですが…
レベル1でも、たくさん出版されています。
ぜひ、じっくりとしっかりと選んでください。
きっと、あなたに合う本があるはずです！
大丈夫です！
難しいなら、その本今すぐやめてもいいんです！
いくらレビューが絶賛の嵐でも、それがあなたにも当てはまるとは限りません。
特に洋書の場合には、さまざまなレベルの方が書いていると思われるからです。
分からないところは、飛ばして読みましょう。
面白くなければ、その本を読むの今すぐやめましょう。
これは、SSS式の多読法で言われている三原則です。
まだ多読に慣れていない初心者の方は
「多読って楽しい！」
と思う経験を積み重ねていくのが大切です。
多読自体を嫌いになったら、もったいないです。
せっかく頑張ろうと手に取ったのに。
その本は置いて、さっさと次へ行きましょう。
私も合わなくて、途中でやめた本はたくさんあります。
難しくて、レベルを下げた事もあります。
読めるようになった時、また戻ってくればいいんです。
落ち込むのはやめて、次へ進みましょう！
私が面白いと思ったオススメ作品
ラダーシリーズには、さまざまなジャンルがあります。
年齢や性別に関係なく、興味のある本が見つかりやすいと思います。
私が実際に読んでみた中で、スラスラと読めて、面白かった作品を紹介します。
同じ位のレベルの方の、参考になれば嬉しいです。
①Run, Melos, Run (走れ、メロス)
レベル１、４７００語
有名な作品ですが、初めて読みました。
やはり、すごく面白かったです。
物語が佳境に入ってからは、スピード感があってグイグイ引き込まれました。
どうなるのか気になって、１時間で読めてしまいました。
自分でびっくりするほど、スラスラと読めました！
ただ、簡単な文が逆に難しいと感じるところもありました。
初心者あるあるですね。
getとかhaveとかって、難しい…。
前半を頑張れば、後半一気に読めるはずです！
後半、ドキドキハラハラですよ。
②Peter Pan(ピーターパン)
レベル１、８０４０語
ディズニーでお馴染みのピーターパンです。
が！
笑顔のピーターパンにキラキラ可愛いウェンディを想像して読むと、まさかのサプライズ。
ダークな雰囲気漂う一冊。
そのギャップが面白いです！
子どもが読んじゃうと、ビックリするかもしれませんので、ご注意を！
逆に、ディズニーを想像して避けていた方には、オススメです。
前半はとっても読みやすい文章です。
どんどん読めます。
後半、長めの文が増えてきますが、勢いに乗って読みましょう。
③Roman Holiday (ローマの休日)
レベル２、１０.０００語
オードリーヘップバーン主演で、映画になっている作品です。
映画は観たことがなく、内容も知りませんでした。
何冊か読んだ中で、一番読みやすい作品でした。
大好きです！
何より話が面白い！！
まさかの想像のラストと違って、
「えっっウソでしょ？！」
と最後のページ見返したほどでした！
単語も難しくないし、オススメの一冊です！
まずは3冊読んでみよう
ラダーシリーズが難しいと思ったのはあなただけじゃありません！
まず3冊読んでみませんか？
何なら2冊でも！
合わなかった1冊目で辞めてしまうのは、とてももったいないです。
無理だと思った私でさえ、読めたんですから。
2、3冊読めば、思わずのめり込んでしまうような作品に出会えるはずです。
それでも難しいなら、ラダーシリーズは楽しみにとっておきましょう！
もう少し優しい本から、ステップアップ！
NHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」がおすすめです。
こちらに詳しくまとめました！
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まとめ
自分のレベルに合わせて書かれたラダーシリーズは、読者にとって選びやすくチャレンジしやすいです。
その一方で色々な作品があるからこそ、合う合わないがあります。
一冊で諦めず、自分に合う本を見つけてほしいです。
ぜひ実際に手に取って見るのをオススメします。
難しい時はやる気をなくす前に、読むのやめて違う本へ。
一冊読めたら、すごい自信になります！
一緒に多読、楽しみましょうね。
多読の魅力、楽しさはこちらの記事に書きました！
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