【Magic Tree House】は10巻からが面白い!20巻まで読んだ私が面白さとレベル、あらすじを解説します!
こんにちは!
今年に入って「Magic Tree House 」を読み始め、今月ついに20巻まで読み終わりました。
ここまで読んできて私が感じたこと、レベル、おすすめポイントなどをお話したいと思います。
マジックツリーハウス、とっても大好きです!
マジックツリーハウスの詳しい解説はこちらをどうぞ!
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10巻からが面白い!
マジックツリーハウス1巻を読んだ時、正直「淡々と終わったなー」という感想でしたが、「おもしろくない、もう読みたくない」とは思いませんでした。
何せ、全シリーズで99巻も出ている大人気児童書なんです!
そして今なお新刊が出ています。
(2019.6現在)
その実績通り、巻を追うごとにどんどん面白くなっていきます。
「THE児童書」という感じですが、つまらないことはありません。
なぜなら、マジックツリーハウスは歴史や色々な国、地域、自然、宇宙とさまざまなテーマが扱われているので、大人でも十分面白く読めます。
5巻ではなんと日本が舞台です!
「ニンジャ」が出てきますよ。
アメリカ人の日本のイメージってこんななんだな、と違う意味でも面白いです。
という感じで読んでいると、10巻以降がそれまでとガラッと違って、濃い内容になっています。
10巻までの簡単なあらすじやシリーズもののメリットについては、こちらをどうぞ!
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9巻までは主人公のジャックとアニーの兄妹が2人で冒険しているうちに、解決!という感じでした。
が、10巻以降はその時代や土地の人が登場して深く関わってきます。
そしてミッションが「本を探す」「ギフトを受け取る」など明確になります。
それにより、話に奥行きが出て面白さが増しています。
9巻までとは段違いに面白くなりますよ(^^)
そして扱われるテーマも身近なことや、誰もが知っている歴史など興味深いものが増えてきます。
例えば、私のお気に入り第13巻は古代ローマへの旅。
それまでで一番おもしろかった一冊です。
ハラハラドキドキしてスピード感のある話で、あっという間に読めました。
そして第16巻!
ある一定以上の年齢の方には懐かしすぎる!「タイタニック」の話です。
船が沈む、まさにその日のタイタニック号の中でのお話です。
どうなるかは分かっているけれど、やっぱり「沈まないで!」と思ってしまいます。
巻末には解説が載っていて、これもまたオススメです。
マジックツリーハウスは、自然の大切さ、人間の身勝手さ、悲しい歴史など様々な「大切なこと」をジャックとアニーと共に物語として勉強することができます。
興味のあることばかりではなく「マジックツリーハウス」を読んだから初めて知れたこと、考えさせられたこと、と出会えるところが素晴らしい点だと思います。
子ども達にはもちろんオススメです。
大人になった今では本当に自分の興味のあることしか手に取りません。
そんな大人の方々へこそ、とってもオススメしたいです。
とにかく、10巻からは話が掘り下げられていてとてもおもしろい!
ということが言いたいです!
レベルは?難しい?
マジックツリーハウスは1〜4巻、5〜8巻と4巻ごとにミニシリーズが完結するようになっています。
なので「これはどういう謎かな?」と気になって次々と読み進めることができます。
マジックツリーハウスの最大のオススメポイントは、なんといってもとにかく文章が読みやすい!
スラングもなく、文章も短く、多読初心者にはピッタリです。
中学英語で読めると思います。
ただ10巻だけ単語が急に難しくなります。
でも11巻からまたいつも通りに戻りますので、ご安心を。
20巻でもレベルは変わりません。
単語は読みながら流れで分かったり、作中でジャックが説明してくれるので、問題ありません。
分からないところは飛ばし読みしても、20巻も読んでいればそのうち覚えてきます。
あなたの興味がある本はどれ?
私の個人的なオススメは10巻、13巻、14巻、16巻、17巻です。
(☆をつけています)
●10巻 Ghost Town at Sundown ☆
開拓時代へやってきたジャックとアニー。
誰も住んでいないゴーストタウンで、馬泥棒の集団を見かけます。
母馬とはぐれた仔馬のため、現地人のスリムと馬泥棒を探すことに。
いきなりこの巻だけ、難易度上がります。
詳しい多読記録はこちらです!!
↓↓
【英語多読】難しいけど面白い!文句なしの星5つ!「Magic Tree House 」10巻 読みました - ビーチに寝転んで
●11巻 Lions at Lunchtime
アフリカ、サバンナへとやってきた2人。
サバンナの生態系の知識もたくさん知れてとても濃い内容になってます。
野生の動物とのピンチを乗り越えながら、ジャックには1つの大きな不安があったのです。
「ライオンはどこにいるの?」
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house11
●12巻 Polar Bears Past Bedtime
今回の舞台は北極。
なんとパジャマのまま出発してしまったジャックとアニー。
自然と人間の共存を分かりやすく伝える、とても良い回です。
北極グマの赤ちゃんと遊ぶシーンは、想像するだけで可愛いらしいです!
12巻でミニシリーズ完結。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house12
●13巻 Vacation Under the Volcano ☆
ミニシリーズの始まり。
今回の舞台は古代ローマへ。
新たなミッション、失われる物語を救うという任務を任された2人。
噴火を逃げ回るシーンは、ハラハラして一気に読んでしまいます。
これまでで、1番濃い内容だと感じました。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house13
●14巻 Day of the Dragon King ☆
古代中国が舞台の話です。
最初の皇帝がいた時代、皇帝の図書館にある本を探しに行きます。
個人的に「兵馬俑」が出てきて、すごくおもしろかったです。
昔は色がついていたそうです!
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house14
●15巻 Viking Ships at Sunrise
今回はアイルランドへ旅立ちます。
この時代のアイルランドは「暗黒時代」
人々は生きるのに必死で、遊ぶこともなく、芸術も生まれない時代でした。
バイキング(海賊)はメインじゃありませんでした。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house15
●16巻 Hour of the Olympics ☆
ミニシリーズ完結編。
暗い雰囲気の続いていた今回のシリーズですが、ステキなラストを迎えますのでお楽しみに!!
最初のオリンピック、オリンピアの話です。
今とは全然違う競技が出てきて、おもしろいですよ。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house16
●17巻 Tonight of the Titanic ☆
ここまででNo.1のおもしろさです!!
映画でおなじみの「タイタニック号」が沈む、まさにその直前のお話です。
結末が分かっているのにドキドキして読みました。
巻末にタイタニック号についての詳しい解説付き。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house17
●18巻 Buffalo Before Breakfast
ネイティブ・アメリカンが迫害される前の時代を旅します。
バッファローと共に生きるネイティブアメリカンの暮らしがとても興味深いです。
迫害の歴史を考えさせられる一冊になっています。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house18
●19巻 Tigers at Twilight
インドの森へと旅立ちます。
トラに怯えながらミッションを進める2人。
自然の厳しさ、人間の身勝手さなど、子どもにも分かりやすく伝えています。
とても「マジックツリーハウス」らしい一冊だと思います。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house19
●20巻 Dingoes at Dinnertime
サブタイトルのDingoesは、オーストラリアの野犬です。
今までにない、オーストラリアの動物たちがとても可愛いです。
ミニシリーズが完結です。
また新たな旅が始まりそうな予感です。
https://summerbook.hatenablog.com/entry/magic-tree-house20
まとめ
いかがでしたでしょうか?
1番言いたいことは、マジックツリーハウスは10巻から特におもしろくなってくる!なのでぜひ読んで見てください! ということです。
私の「マジックツリーハウス愛!」が伝われば嬉しいです(^^)
これからも楽しく多読、続けていきます。
いつかは憧れのペーパーバックが読めるようになるまで!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます(^^)