NHKラジオ英語講座の絶対話せる勉強法!暗唱はマスト!
こんにちは。
私はNHKラジオ英語講座を「基礎英語」から始め、少しずつレベルアップしていき、5年目の今も「ラジオ英会話」を毎日聞いています。
やり直し英語を始めた時、なんと「三単現のS」さえ忘れていた私…ヒドイですよね…
と、こんなレベルからコツコツと勉強を続け、海外旅行でなんとか自分の意思を伝えられるくらいまでは話せるようになりました。
決してペラペラではありませんし、間違えますし、聞き直します。
でも全く英語を勉強していなかった頃に比べて、海外旅行の充実度、楽しさは全く違います!
最近ぐっと増えてきた外国人観光客の方々に道を尋ねられた時も、なんとか無事に案内できました!
英語で話してコミュニケーションが取れると、ものすご〜く嬉しいし、楽しいし、アドレナリン出ます!!
NHKラジオ英語講座を始めてみたけど、どう勉強したらいいか分からない、このままの勉強法で合っているのか不安。
せっかく勉強しているのだから、話せるようになりたい。
そんな方々に向けて、少しでもお役に立てれば嬉しいなあと思い、この記事を書きました。
この私でも、楽しくコミュニケーションを取れるまでになれました!
そのためには、ただ放送を聞いているだけではかなり難しいと思います。
私が実際に勉強をして心から感じたこと、具体的な勉強法を一つずつ説明していきますね。
- 聞き流しでは話せるようにはならない
- 一日15分では足りない
- ①まずはテキストを見ずにディクテーション
- ②答えあわせ、解説を聞く
- ③分からないところは調べて、完璧にする
- ④必ずリピート、問題は声に出して答える
- ⑤【重要!】音読、暗唱は必ずする
- ⑥空き時間はひたすら聞いて、暗唱を繰り返す
- まとめ
聞き流しでは話せるようにはならない
よくCMなどで流れている「英語の音声を聞き流すだけで話せるようになる!」
という勉強法は「あり得ないでしょ」と思ってる方は多いと思います。
NHKラジオ英語講座も同じです。
放送をただ聞き流しているだけで話せるようになるほど、英語学習は甘くないんですよね。残念ながら…。
(英語の勉強はとても楽しいですよ!)
長い歴史がありどんなに素晴らしいNHKラジオ講座でも、聞いているだけの勉強法では、かなりもったいないことをしています。
せっかく勉強しようと思って聞き始めたのですから、素晴らしい講座を余すところなく自分のものにしていきましょう!
一日15分では足りない
じゃあ「ただラジオ講座を聞くだけでなくしっかり勉強するぞ!」
となると、放送時間の15分だけではとても時間は足りません。
NHKラジオ講座の売りは「一日15分なら続けられる!」(5分10分の講座もあり)
というのはあると思います。
勉強を始めたばかりでまだ習慣化していない、慣れていない、という方なら15分から始めるのがいいと思います。
最初から2時間3時間と勉強しても、きっと続かないと思いますので。
しかし慣れてきたら時間を増やしていきましょう。
勉強時間が長ければいい!というものではないと思います。
でも「勉強ができる人、英語が独学で話せるようになった人」は聞いてみると、やはり勉強時間は長いです。
これも先程述べたように、15分では放送を聞くだけで終わってしまい、他のたくさんやらなければならないことができなくなります。
私の場合、ラジオ英語講座だけで約40〜50分ほど勉強しています。
最初からは難しくても、勉強を進めていくとだんだんおもしろくなってきて自然と時間が伸びてきます。
なので安心してください。
そのうち英語の勉強が趣味になると、毎日がとても楽しいですよ!
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それでは具体的な勉強法を詳しく説明していきますね!
①まずはテキストを見ずにディクテーション
テキストは買った方がいいと思います。
慣れてくると、放送だけ聞きながら後に説明するシャドーイングなどをしている方もいますが、それは中、上級者です。
毎月500円程で英語が話せるようになれば安いと思いませんか?
何回も聞くので、ストリーミングかCDを使って下さいね。
まずテキストを見ずに、一度ダイアログ(ネイティブの方が読む会話形式の分)を聞きます。
絶対に聞き逃さない勢いで真剣に!
今私が聞いている「ラジオ英会話」のテキストで言えばこの部分です。
↓
だいたいの内容を頭に入れたら(本文は見ませんよ)、ディクテーションしていきます。
●ディクテーションとは音声を聞きながら書き取りすることです。
リスニング力を向上することができます。
一文字ずつていねいに聞きとるので、最初は全然聞こえなくても、耳が鍛えられて徐々に聞きとれるようになってきます。(ホントです!)
音では聞こえなくても、ワンテンポ間があったりすると「ん?冠詞かな?」と考えることができます。
聞こえた通りに書いたつもりでも「文法的におかしいな」と気付けたり、ディクテーションをすることで分かることがたくさんあるんです。
ディクテーションをしないと、どうしてもリスニングがさらっと終わってしまうので、ぜひ頑張ってください。
これ自体がトレーニングというより「ここが苦手だな、この前も聞きとれてなかったな」など自分を振り返るものになります。
【ディクテーションのやり方】
①一文を聞いて書きとる、長い文の場合は途中で切ってもOK
(単語1つずつ聞くのはあまり意味がないので、必ず文で聞きましょう)
②分からない時は何回も聞く、もうこれ以上は分からないというところまで
③一文に長い時間はかけないようにする
(1分以上はかけない)
このディクテーションが後の音読に役立つのです。
手書きでも、パソコンでもどちらでもいいと思います。
私は無印のノートに手書き派です。
②答えあわせ、解説を聞く
ディクテーションしたところを答えあわせしていきます。
ここで初めてテキストを見ます。
放送の中で文法などの解説があるので、しっかり聞いてください。
③分からないところは調べて、完璧にする
放送で解説されたところ以外でも、分からない単語、文法、発音があれば自分で調べて完璧に理解してください。
ディクテーションをして聞き取れなかった、音のつながりや消えた所などを明確にしておきましょう。
例えば
●Can I 〜?は「キャン アイ」ではなく「キャナイ」
●sit down は「シット ダウン」ではなく「シッダウン」
のように聞こえますね。
後で音読をしていきますが、分からないままで音読していても本当に意味ないです。
私の体験談なので声を大にして言います。
何となく分かった文の音読は、ただの声を出す作業になってしまいます。
④必ずリピート、問題は声に出して答える
放送中に「繰り返してください」や「質問に英語で答えましょう」という時間がきたら、必ず声に出してください。
自分しか聞いていないので恥ずかしいことはないと思います。
家族や人がいて恥ずかしいなら、1人になれるようにするか、小声で言ってください。
これは「ラジオ英会話」の講師、大西泰斗先生が毎回、しつこい位に言われます。
「必ず声に出してください。声に出さないと何の意味もありませんよ」
たかが数問の問題でも、毎日毎日答えていれば少しずつ言えるようになっていきます。
しかし口に出さなければ、絶対に自然に口からは出てきません。
小さな事をコツコツと積み上げていくことが英語を話せるようになる近道です!
⑤【重要!】音読、暗唱は必ずする
放送を聞き終わったら次は、ディクテーションと答え合わせをして、全部分かるように調べたダイアログを徹底的に使っていきます。
音読、暗唱は必ず行いましょう。
音読、暗唱をしないとラジオ講座を勉強したとは言えないと思います。
それくらい大切なことです。
「④必ずリピート、問題は声に出して答える」でも書いたように、英語は口に出さないと絶対に会話はできません。
TOEIC高得点ホルダーの方でも話せない方がいる、というのはこういうことだと思います。
大西泰斗先生の講演会でも音読、暗唱が話せるようになるために、とても大切な事だと話されていました。
音読、暗唱の大切さをしっかり聞いてきました!
↓↓
実際に私はもう何年もラジオ講座で音読を続けています。
本当に違います。口から何回も何回も言った言葉って体に染み込んで頭にも残るんです。
英会話はテンポが大事です。
「え〜っとなんていうんだっけな?してもいいですか?だからCan I かな?いや丁寧にCould Iかな?」
なんて考えてたら会話は成り立ちません。
自然に口から出てくるように、毎日音読を繰り返すのです!
音読の大切さが分かっていただけたところでやり方を説明しますね。
【音読、暗唱のやり方】
①テキストを見ながらオーバーラッピングを5回します。
オーバーラッピングとは音声と同時に音読する方法です。
一緒に音読することで、英語のリズムやイントネーションをマネすることができます。
5回としていますが、ひっかかったり上手く音読できなかったところは、何回も練習してください。
②テキストを見ずにをシャドーイングを5回します。
シャドーイングとは、音声を聞きながらワンテンポ遅れて音読する方法です。
聞いた音をそのまま口にだすのは、実際やってみるととても難しいです。
シャドーイングをすることにより、音声に集中して聞くのでリスニング力が上がります。
聞こえない音は発音できません。
①でしっかり音読したはずなのに音声だけになると、また言えないところがでてきます。
ここでしっかりと、音声と同じように音読できるようにします。
お手本の音声をマネすることで、より自然な英語のスピーキングができるようになります。
これもうまく出来なければ、何回もしましょう。
③日本語訳を見ながら暗唱を5回します。
最後の締めくくりは暗唱です。
話せるようになるということは、結局英語をどれだけ覚えられたかということになります。
音読で練習したように、情景を思い浮かべてリズム良く暗唱しましょう。
ここまで何回も音読したはずなのに、いざ日本語訳からとなると冠詞など細かいところがあやふやになったりします。
このようなところを暗唱で全て無くしていくのです。
①から③まででだいたい15分〜20分ほどです。
ひっかかったりすれば、もう少しかかるかもしれません。
たかが15分でも音読し続けるのは大変です。
でもどれも省略しないでください!
わたしは一度、暗唱は無くしてもいいんじゃないか?
と勝手に思い、しばらくの間やめてしまったことがあります。
音読と暗唱までするのがとても大変で、時間も取られてしまうからです。
暗唱をやめてどうなったかというと、全く自分のものになっておらず、勉強した意味がないと言っていいほどだと感じました。
次の項目⑥につながっていきますが、今日勉強したダイアログ(本文)を全然覚えられていないんです。
ということは、英語を話す機会がきた時、全く話せないということになります。
暗唱、ダイアログを暗記することは、イコール「英会話ができるようになる」ということにつながっていきます。
覚えていないことは、口からも出てこない!
大切なことなので、大文字にしました!
ということを身をもって痛感し、暗唱は大変ですが続けています。
勉強はここまでで終わりです!
おつかれさまでした(^^)
⑥空き時間はひたすら聞いて、暗唱を繰り返す
あとは、空き時間にひたすら放送を聞きましょう。
ストリーミングなら1週間同じ放送が聞けます。
ダイアログの時は一緒にシャドーイングをして、問題にも答えましょう。
駅までの道のり、昼休み、洗濯物を畳んでいるとき、料理中、ランニングしながら、意外と聞ける時間はあるものです。
ずっと真剣に聞けなくても大丈夫です。
一度しっかりと勉強しているので、繰り返し繰り返し聞くことでもっと自分のものになっていきます。
今はワイヤレスイヤホンがあるので、とっても便利ですね!
家族がいても迷惑かけずに聞くことができるし、スマホから離れても聞けますしね。
そして、口がヒマな時は繰り返しダイアログを暗唱します。
お風呂、トイレ、歩いている時、周りに人がいない時、思いついたら暗唱しましょう。
このコツコツが後々ちゃんと結果を生みます!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「NHKラジオ英語講座の絶対話せる便利法」
①まずはテキストを見ずにディクテーション
②答え合わせ、解説を聞く
③分からないところは調べて、完璧にする
④必ずリピート、問題は声に出して答える
⑤【重要!】音読、暗唱は必ずする
⑥空き時間はひたすら聞いて、暗唱を繰り返す
英語学習は果てしない道のりですが、少しずつ少しずつ確実に成長していきます。
私は英語の勉強が大好きです!
大変なところももちろんありますが、嬉しいこともそれ以上にあります。
毎日楽しく頑張ってます!
一緒に頑張りましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます(^^)